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【冬のエアコン異音対策】放置は危険!原因と自分でできるチェック方法

「エアコンから変な音がする…」
そんな経験はありませんか?

普段は「ブーン」という運転音しか聞こえないのに、「ゴー」「ガラガラ」「ジジジ」といった普段と違う音がすると不安になりますよね。
特に冬は暖房運転が増え、室外機が雪や氷に覆われるなど、エアコンに大きな負荷がかかる季節です。その結果、異音が発生することも少なくありません。

この記事では、

  • 冬に多い異音の原因
  • 連絡前にできるセルフチェック
  • 修理が必要なサイン
  • 事前に防ぐ予防策

をわかりやすく解説します。


業務用・家庭用エアコンどちらにも対応しているので、ぜひ参考にしてください。


目次

  1. 冬場に多いエアコン異音の原因
  2. 異音がしたときにまず確認すること
  3. 修理が必要な異音の見極め方
  4. 異音を防ぐための予防策
  5. 実際の事例紹介
  6. まとめ

1. 冬場に多いエアコン異音の原因

冬は暖房運転による室外機への負担が大きく、異音が発生しやすい季節です。主な原因を下記にまとめました。

音の種類考えられる原因特徴
シュー/パキッ霜取り運転中一時的に暖房が止まる、10~15分で復帰
ゴー/ブーンファンモーターやベルトの劣化大きな振動を伴うことが多い
カタカタ/ガタガタ内部部品の緩み・破損冬場は金属収縮によりズレやすい
ポコポコ/ゴボゴボドレン水の詰まりや凍結水漏れを伴うこともある

ワンポイント
「シュー」「パキッ」という音は霜取り運転中の正常な音で、故障ではありません。
それ以外の音は放置せず、原因を確認しましょう。


2. 異音がしたときにまず確認すること

異音がしても、すぐに修理依頼をする必要はありません。
以下のチェックを順番に行うことで、自分で解決できるケースもあります。

注意
分解や無理な作業はNGです。改善しない場合は専門業者へ連絡しましょう。

(1) 室内機まわりをチェック

  • フィルターの汚れ
    電源を切り、掃除機や水洗いで清掃。ホコリがたまると風切り音や「ゴー」という音の原因になります。
  • 吹き出し口に異物がないか
    紙片や小物が挟まっていないか確認。
  • 家具やカーテンとの距離
    吹き出し口をふさぐと「バタバタ」という音が出やすくなります。

(2) 室外機まわりをチェック

冬場は特に雪や氷がトラブルの原因になります。

  • 吸排気口の確保
    室外機の前後30cm以内に物を置かない。
  • 雪や氷の除去
    室外機上や周囲の雪を軽く取り除く。
    排水口が凍っていたらぬるま湯でゆっくり溶かす(熱湯はNG)。
  • 雪よけ対策
    室外機に簡易カバーを設置するのも有効。大雪の日はこまめにチェックを。

(3) 運転設定と電源を確認

  • 暖房モードになっているか?
  • 設定温度が極端に低くないか?
  • 霜取り運転中で一時停止していないか?

電源リセットの手順

  1. エアコンを停止
  2. ブレーカーを切る or 電源プラグを抜く
  3. 1分待って再度電源を入れる

3. 修理が必要な異音の見極め方

セルフチェックをしても改善しない場合は、内部部品の故障が疑われます。特に以下の症状があれば、早めに業者へ連絡しましょう。

  • 「ゴー」「ガラガラ」と大きな音が続く
  • 異音と同時に暖房が効かない
  • 水漏れが発生している
  • 霜取り運転が長時間終わらない
  • 電源リセットしても改善しない

依頼時に伝えるとスムーズです
音の種類、発生タイミング、室内機・室外機のどちらからか、雪や氷の状態を伝えましょう。


4. 異音を防ぐための予防策

異音は、日々のケアと定期点検で予防できます。

  • 月1~2回のフィルター清掃
  • 室外機まわりを常に整理
  • 年1~2回の専門点検

中部空調サービスでは以下の点検を行っています。

  • ファンベルト調整
  • 冷媒ガス漏れ確認
  • 水漏れチェック
  • 端子の増し締め
  • 圧縮機の圧力確認

5. 実際の事例紹介

事例1:工場で「ゴーッ」という大きな音

  • 症状:スポットエアコンから大きな振動音
  • 原因:ファンベルトの緩み
  • 対応:ベルト交換と調整で解消

事例2:事務所で「ポコポコ」という音

  • 症状:暖房中に天カセエアコンから異音
  • 原因:ドレンホースの凍結による排水不良
  • 対応:保温材の補修と排水経路の改善

6. まとめ

冬場の異音には、霜取り運転のような正常音と、故障の前兆となる危険な音があります。
放置すると暖房停止や業務への影響、建物の被害、水漏れなど深刻なトラブルにつながることもあります。

異音がしたらまずこの順番で!

  1. 室内機・室外機をチェック
  2. 設定やモードを確認
  3. 雪や氷を取り除く
  4. 電源リセットを試す
  5. 改善しなければ専門業者へ連絡

中部空調サービスでは、岐阜・愛知・三重エリアの業務用エアコンを中心に
快適な冬の暖房運転を支えるため、点検・修理・更新提案を行っております。
冬の異音やトラブルでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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