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会社の取り組み

19年目に入る公園清掃――続けることの意味

1、目的

中部空調サービスでは、会社の近くにある公園での清掃活動を2006年6月16日からスタートしました。2025年6月で19年目を迎えるこの取り組みは、当時の社長・加藤哲志氏の方針のもと、地域社会への貢献とともに、社員の人財育成を目的として始まったものです。

開始当初は数名の社員による活動でしたが、現在では幅広い年代の社員が参加する、社内に根付いた習慣となっています。

2、清掃の詳細

清掃は月に1回、会社近くの公園で実施しています。作業内容は、落ち葉・枯葉の掃き掃除、雑草の除去、小さな川の藻の清掃、そしてペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻などのゴミ回収です。

目立ったゴミがないときもあれば、大量の落ち葉に手を焼くこともあり、毎回状況はさまざまです。ですが、地道な活動の積み重ねが、地域の環境美化につながっていると実感しています。

なお、真夏の猛暑日には、熱中症対策として中止することもあります。社員の安全を第一に考えながら、無理のない範囲で活動を続けています。

3、参加者の声

清掃活動を通じて、春の桜、夏の暑さ、秋の紅葉、冬の凛とした空気と、四季の移ろいを感じることができます。季節によって作業の大変さも異なりますが、それぞれの良さがあり、自然と向き合う時間でもあります。

「ゴミがたくさん落ちていたので、きれいになってうれしい」
「落ち葉が多くて大変だったけれど、終わった後はすがすがしい」
「犬の散歩中の方から『ご苦労さまです』と声をかけてもらえてうれしかった」

こうした声が社員の間から自然と出てくるようになりましたし、活動へのモチベーションにも繋がっています。

以前、岐南町の町長さんから感謝状をいただいたこともありますが、今では地域貢献というよりも、自分たちの心を整える時間、仲間と協力する機会としての意味合いが強くなっていると感じています。

4、おわりに

ここの清掃活動は、今後も変わらず継続していく予定です。大きなことはできなくても、小さなことを丁寧に積み重ねる姿勢こそが、私たちの企業文化の一つです。

今後も安全に配慮しながら、無理のない形で活動を続けていきたいと考えています。そしてこの取り組みが、社員一人ひとりの人間力を育み、会社と地域のより良い関係づくりにつながっていくことを願っています。