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お知らせ

社員10名で生成AI研修を受講しました

~AI時代に乗り遅れないために、まずは“知ること”から~


急速に進化するAIと、企業が求められる対応

中部空調サービスは、2025年4月10日に社員10名を対象とした「生成AI研修」を実施しました。

現在、ChatGPTをはじめとする生成AIの技術は、急速に進化を続けています。社会全体でもAI活用が広まりつつあり、多くの企業が業務効率化や新しい価値創造の手段としてAIを取り入れ始めています。こうした時代の変化に対応するために、当社はまず社員自身がAIについて理解し、適切に使いこなせる力を身につけることが必要であると考えました。その第一歩として、今回の研修を企画・実施しました。


社員のAIリテラシー向上とリスキリングが目的

当社は、この生成AI研修を通じて、主に以下の2点を目的としました。

1つ目は、社員のAIリテラシーを高めることです。AIに対する知識や使い方を学ぶことで、社員が「AIをどう活用すれば良いのか」を自分で考えられるようになることを目指しました。

2つ目は、社員のリスキリング(学び直し)を支援することです。将来的な技術変化に柔軟に対応できるよう、今のうちから社員が新しいスキルを習得することが重要だと考えました。

これらを実現するために、当社は外部の専門講師を招き、社内で実践的な研修を行いました。


実践を通してAIの仕組みと使い方を体感

まず生成AIの基本的な仕組みや活用事例を理解し、参加者は、日頃の業務にどう活かせるかをイメージしながら、真剣に講義に耳を傾けました。

その後、実際に生成AIを使って簡単なワークに取り組みました。例えば、文章の要約、アイデア出し、資料のたたき台の作成といったタスクに対して、AIを活用する体験を行いました。

このワークを通じて、社員は「AIは便利だが、指示(プロンプト)の出し方によって結果が大きく変わる」「AIの回答を鵜呑みにせず、内容の確認が必要だ」といった具体的な気づきを得ることができました。


研修を通じて得た社員の変化と今後の展望

研修終了後、参加者からは以下のような感想が寄せられました。

  • 「AIは自分の業務にも使えると実感した。特に文章の作成やアイデア出しの場面で活用したい」
  • 「AIに任せることで作業の時短ができそう。ただし、最終的な判断は人間がする必要があると感じた」

このように研修を通じて、AIへの理解を深めただけでなく、「どの業務で活用できそうか」「どこに注意が必要か」という視点も得ることができました。

今後、当社はこの研修をきっかけに、AI活用の社内事例を共有しながら、他の部署や社員にも学びを広げていく予定です。また、必要に応じて社内勉強会や実践機会を設け、より実務的な場面でAIの定着を進めていきます。