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担当者必見!エアコンを“賢く導入”できるリース活用術

ダイキンのビジネスリース・安心保証リースを徹底解説!

空調設備の入替を検討する際、「購入とリース、どちらが良いのか?」と迷われるお客様はとても多くいらっしゃいます。
特に工場・医療施設・オフィスでは、初期費用の高さ・故障リスク・予算の確保が大きな悩みになります。

そこで本記事では、ダイキンが提供しているビジネスリース安心保証リースの2種類のリースを、わかりやすく整理してご紹介します。
後半にはリース料の計算フォーム(図解・計算例つき)もご用意しましたので、設備更新の検討材料としてぜひご活用ください。

📘 この記事の内容(クリックして該当箇所へ移動)


1.ビジネスリースとは?

ダイキンの「ビジネスリース」は、空調設備を初期費用ゼロに近い形で導入できる、一般的なリース契約です。

■ 特長(概要)

  • 対象金額:30万円以上
  • リース期間:4〜7年(機種により9年まで)
  • 修理保証はつかない、シンプルなリース
  • リース料率は契約年数で決まる(例:7年=1.56% など)

(出典:ダイキン公式「ビジネスリース」)

【メリット】

① 初期費用を抑えて導入できる

空調機本体代+工事費を月額支払いに分散でき、一度に大きな支出が発生しません。
中堅企業や工場で特に採用されている理由のひとつです。

② リース料は経費計上できる

税務上のメリットがあり、毎月の支払いは「経費」扱いとなる場合があります。
資産として計上しないぶん、帳簿もシンプルになります。

③ 銀行借入枠を使わず導入できる

購入だと銀行借入が必要になるケースがありますが、リースなら借入枠を温存したまま設備導入ができます。
設備投資と運転資金をバランスよく管理したい企業に向いています。

④ 幅広い機種に対応している

業務用エアコン・ルームエアコン・空気清浄機など、対象の幅が広く、選択肢が多いのも魅力です。

【デメリット】

① 修理代は別途必要

リースとはいえ、メーカー保証期間を過ぎた故障は有償修理となります。
年数が経ってからのトラブルが続くと、突発的な出費が発生する可能性があります。

② トータル費用は割高になることも

料率がかかるため、現金購入と比較すると支払い総額は高くなるケースがあります。
「キャッシュを残しながら設備を更新したい」という考え方とセットで検討するのがおすすめです。

③ 所有権はリース会社のまま

契約期間中は所有者がリース会社になるため、撤去や移設に制約が出る場合があります。
レイアウト変更や移設の予定が多い場合は、事前に確認しておくと安心です。


2.安心保証リースとは?

「安心保証リース」は、ビジネスリースに故障修理の“無償保証”がついたプランです。

■ 特長(概要)

  • 対象金額:30万円以上
  • リース期間:4〜10年
  • 「通常使用における故障」は何度でも修理費ゼロ
  • 動産保険も付帯
  • ビジネスリースより料率はやや高い

(出典:ダイキン公式「安心保証リース」)

【メリット】

① 故障修理が“何度でも”無償

たとえば、基板故障・センサー異常・ファンモーター故障などのトラブルが発生しても、
リース期間中であれば無償で修理対応が可能です。
工場や医療施設のように「空調停止=業務停止」につながる現場では、大きな安心材料になります。

② 修理予算の心配がなくなる

突発的な修理が続くと、1回あたり数万円〜数十万円の出費になることも珍しくありません。
安心保証リースは、月額に修理費が含まれるため、年間予算が立てやすくなります。

③ 動産保険で万が一もカバー

火災・落雷・水害・盗難などに対する保険も付帯しています。
「自然災害や事故で空調が止まるリスクもできるだけ減らしたい」という施設には非常に適しています。

【デメリット】

① 使用条件に制限あり

24時間稼働や、1日12時間を超える連続運転など、過酷環境では契約ができない場合があります。
工場や24時間稼働の施設では、事前の条件確認が必須です。

② 対象外の機種もある

ビル用マルチ・住設商品などは、金額条件や期間条件に制限があります。
「この機種で安心保証リースを使いたい」という場合は、対象可否を確認する必要があります。

③ トータル費用はやや高め

「修理保証込み」のため、同じ年数で比べるとビジネスリースより月額は高めになります。
ただし、「故障のたびに修理費がかかるストレスから解放される」という点を考えると、
長期運用の現場ではトータルコストが逆に抑えられるケースもあります。


3.リース料をかんたんに試算してみましょう

ここからは、ダイキンのビジネスリース・安心保証リースの料率に基づいて、
リース料の目安をかんたんに試算できるフォームをご用意しました。

「契約価格(エアコン本体+工事費の合計)」と「リース種別」「期間」を選ぶだけで、
月々のリース料(税抜・100円未満切り上げ)を自動計算します。

月額リース料 簡易計算フォーム

🧮 月額リース料をかんたん試算!

※ビジネスリース=通常リース/安心保証リース=故障修理込み
※税抜金額を入力してください。

4.リース料の計算例(図解つき)

最後に、実際の金額を入れた場合の計算例を見てみましょう。
ここでは、契約価格を650,000円(税抜)とした場合の例で比較します。

🧮 ビジネスリース(7年)の場合

項目数値
契約価格650,000円
料率(7年)1.56%
計算650,000 × 1.56 ÷ 100
結果(小計)10,140円
100円未満切り上げ10,200円

👉 月額リース料=10,200円(税抜)

📊 図解|計算の流れ

[契約価格] 650,000円
   ↓(× 料率 1.56%)
[リース料の基準額] 10,140円
   ↓(100円未満切り上げ)
[月額リース料] 10,200円(税抜)

🧮 安心保証リース(7年)の場合

項目数値
契約価格650,000円
料率(7年)1.66%
計算650,000 × 1.66 ÷ 100
結果(小計)10,790円
100円未満切り上げ10,800円

👉 月額リース料=10,800円(税抜)
ビジネスリースとの差額は約600円/月
この金額で「故障修理込み」の安心感を買うかどうかが、選択のポイントになります。


まとめ:どちらのリースが自社に合っているか?

■ ビジネスリースが向いているケース

  • 初期費用をできるだけ抑えて設備更新をしたい
  • 比較的負荷の少ない環境で使用する予定
  • 銀行借入枠を温存しながら計画的に入替を進めたい

■ 安心保証リースが向いているケース

  • 空調が止まると業務に大きな影響が出る(工場・医療・食品など)
  • 修理費の突発的な出費をできるだけ減らしたい
  • 長期で安定運用したいので、故障リスクを事前にコントロールしたい

「自社の使い方だと、どちらのリースが向いているのか?」といったご相談も承っております。
設備の台数やご使用環境、ご予算の考え方に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
お気軽にお問い合わせください。