冬前に見直したい空調の使い方5つのポイント

2025年12月23日

「冬になったら、暖房をつければ大丈夫」
そう思っていても、
いざ寒くなってから
「暖かくならない」「止まってしまった」
といった相談は、毎年多く寄せられます。

空調機は、
冬本番を迎える前に使い方や状態を見直しておくことで、
トラブルや不快感を防ぐことができます。

今回は、
冬前に確認しておきたい空調の使い方5つのポイントをご紹介します。

ポイント① 暖房の設定温度・運転モードを確認する

まずは、
暖房の設定温度や運転モードを確認しましょう。

設定温度が低すぎたり、
自動運転や省エネモードのままになっていると、
「思ったより暖かくならない」と感じる原因になります。

冬前に一度、
設定内容を見直しておくことが大切です。

暖房時は、
風向きや風量の設定も重要です。

暖かい空気は上にたまりやすいため、
風向きを下向きに設定することで、
足元まで暖かさが届きやすくなります。

ちょっとした調整でも、
体感温度は大きく変わります。

冷房シーズンを終えた後の空調機は、
フィルターや内部に汚れが溜まっていることがあります。

汚れを放置したまま暖房を使うと、
効きが悪くなったり、
においの原因になることもあります。

冬前に一度、
清掃や点検を行っておくと安心です。

暖房運転中に、
一時的に風が止まったり、
ぬるい風が出ることがあります。

これは故障ではなく、
室外機の霜を取るための「霜取り運転」である場合も多いです。

あらかじめ仕組みを知っておくことで、
不要な不安や問い合わせを減らすことができます。

冬場は、
室外機のまわりに雪や落ち葉が溜まったり、
物が置かれてしまうことがあります。

室外機の吸排気が妨げられると、
暖房能力の低下や停止の原因になります。

冬前に一度、
室外機まわりの環境を確認しておきましょう。

暖房のトラブルは、
寒くなってから起きると影響が大きいものです。

しかし、
冬前に使い方や状態を見直しておくことで、
多くのトラブルは防ぐことができます。

本格的な冬を迎える前に、
一度空調の状態を確認し、
安心して暖房を使える準備をしておきましょう。