冬の節電と省エネ特集|12月に備えて、今からできること・プロに任せること
10月に入り、肌寒さを感じる日が増えてきました。
冬の本格的な寒さを迎える前に、職場の省エネ準備を整えておくと安心です。
この時期に意識したいのは、
「自分たちでできること」と「プロに任せること」をしっかり分けて取り組むこと。
今回は、中部空調サービスが考える“賢い冬の省エネ対策”を2つの視点でご紹介します。
🔹 自分でできる省エネ対策(日常の工夫でムダを減らす)
小さな工夫の積み重ねが、冬の電気代削減につながります。
すぐに始められるポイントを押さえましょう。
● 室温と風向きを見直す
暖房設定温度は20℃を目安に。
1℃下げるだけで約10%の節電効果があるといわれています。
また、暖気は上にたまりやすいため、風向きを下向きにするだけでも効率的に暖まります。
● 暖気を逃がさない工夫
- 厚手のカーテンや断熱シートで窓からの冷気を防止
- ドアの隙間にテープを貼ってすきま風対策
- 床にラグやマットを敷いて足元の冷えを軽減
これらは今日からすぐに実践できる内容です。
● 加湿で体感温度をアップ
湿度を40〜60%に保つと体感温度が2〜3℃上がります。
加湿器を活用するほか、洗濯物の室内干しも効果的。
乾燥対策は風邪予防にもつながります。
● フィルター清掃を習慣に
エアコンのフィルターにホコリが溜まると、
暖房効率が約10〜20%低下します。
2週間に1回の掃除で、電気代のムダを防ぎましょう。
🔸 プロに任せる省エネ対策(専門的な点検・改善が必要)
日常的な工夫だけでは防ぎきれないのが、機器内部の汚れや性能低下です。
ここからは、専門業者に任せたほうが安心・確実な内容をご紹介します。
● エアコン内部の点検・洗浄
内部の熱交換器やファンの汚れは、
風量の低下や電力のムダにつながります。
中部空調サービスでは、
- 風量・電流値の測定
- ドレン詰まり・冷媒ガス漏れの確認
- ファン・熱交換器の洗浄
などを定期点検の中で実施しています。
「暖まりが遅い」「風が弱い」と感じたら、早めにご相談ください。
● 空調の運転効率チェック
長年使っている機器では、部品の劣化により運転効率が低下している場合があります。
点検では、機器の消費電流値を測定して“見えないムダ”を数値化します。
その結果をもとに、最適な運転方法や更新時期の目安をお伝えしています。
● 設備更新による長期的な省エネ
10年以上使用しているエアコンは、最新機種に比べて20〜30%多くの電力を消費します。
当社では、
- 高効率インバーター機への更新提案
- リース契約による初期費用の軽減
- 補助金制度の活用サポート
など、コストと効果のバランスを重視したご提案を行っています。
🧭 冬本番に備えるベストタイミングは“今”
12月に入ってからでは、修理や更新が集中して予約が取りづらくなるケースもあります。
10月〜11月は、点検や準備を進める絶好のタイミングです。
エアコンの効きや異音、リモコン操作の反応など、少しでも気になることがあれば早めにチェックしておきましょう。
🌿 中部空調サービスの取り組み
当社では、設備の省エネ化だけでなく、社員とお客様の快適な環境づくりを大切にしています。
熱中症対策や出張整体などの健康経営の取り組みに加え、冬季には寒さ対策にも力を入れています。
「冬のエアコン、効きが悪い気がする」
「古い機器を省エネタイプに更新したい」
そんな時は、お気軽にご相談ください。
プロの視点で、最適な改善方法をご提案します。
まとめ|できることから始めて、賢く冬を乗り切ろう
冬の節電は、“我慢”ではなく“工夫”で実現できます。
そして、自分でできる範囲とプロに任せる範囲を見極めることが、快適さと省エネの両立の鍵です。
中部空調サービスは、岐阜・愛知・三重エリアを中心に
空調設備の設計・施工・保守・更新まで一貫サポート。
冬の前にできる対策や点検のご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。