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ダイキンのエラーコード「A」「C」エラーの解説と対処法

皆さん、こんにちは。
今回は、以前の「ダイキンエアコンのエラーコード「U0」「U4」エラーの解説と対処法」のブログの続きで、ダイキンの「A」と「C」から始まるエラーコードについて書きたいと思います。
U0・U4エラーの記事はこちら → ダイキンエアコンのエラーコード「U0」「U4」エラーの解説と対処法 | お知らせ | ブログ | 株式会社中部空調サービス (e-kuki.net)

エラーコードとは(前回のおさらい)

前回のおさらいになります。エラーコードとは、エアコンに異変があり正常に運転しない場合や、本体に故障が発生した場合にリモコンに表示されるコードのことを指します。
今回は、比較的よく表示される「A3」「A6」「C7」「C9」のエラーの内容と、その対処法をご紹介します。

「A3」と「A6」エラーとは

・エラーコード「A3」:冷房運転中にドレン(※1参照)排水の不具合が発生しています。排水管にホコリやヘドロが溜まってしまい排水がうまくできず、水漏れ防止のため運転が停止している状態です。
(※1:ドレンとは、エアコン内で発生した水分を外に排出するための排水管です。エアコンが冷房をすると、空気中の湿気が水滴に変わり、その水がドレン管を通じて外に流れ出ます。)

・エラーコード「A6」:ファンモーターの不具合により、運転が停止している状態で、モーターや基板の故障が考えられます。

「C7」と「C9」エラーとは

・エラーコード「C7」:室内機のパネル(壁掛けタイプや天井埋込形カセットタイプ)、または床置きタイプのシャッター部分の不具合が原因です。吹き出し口を開閉するためのモーターや基板に問題がある可能性が考えられます。


・エラーコード「C9」:吸込空気の温度を検知するセンサー(サーミスタという部品)に不具合が生じている可能性があります。

「A3」「A6」「C7」「C9」エラーの対処は

上記の4種のエラーが発生した場合は、まずエアコンの電源を切り、コンセントのプラグを抜くか、該当するエアコンのブレーカーをオフにします。約1分後に再び電源を入れて、エアコンを運転してみてください。
※エアコンのブレーカーは分電盤の中にあります。メインブレーカーを切ると全ての電気製品の電源が切れてしまうので、ご注意ください。

それでも改善しない場合は…!

上記以外のエラーコードが表示された場合もしくは、状況が改善しない場合は一度、当社にご連絡ください。お客様で何か対応できるかどうかをお調べいたします。                                                                                                         お客様で対応できることがない場合はサービス担当を手配いたします。

※エラーコードによっては、室内でエアコンを分解する場合がございます。営業中や作業中で対応が難しい場合は電話口の担当者にその旨をお伝えください。
また、スムーズに確認させていただくために、訪問に際してご都合の悪いお日にちと時間帯もお伝えください。ご協力をお願いいたします。