エアコンが動かないときに確認すべきポイント

「リモコンを押してもエアコンが反応しない!」
そんな経験はありませんか?
実はリモコンの不具合だけでなく、赤外線の干渉やエアコン本体の問題など、いくつかの原因が考えられます。この記事では、リモコンでエアコンが動かないときに確認すべきポイントを、順番にご紹介します。
1. リモコンのリセットと電池の交換
まずは基本のチェックです。
リモコンの電池が切れている、あるいは内部が不安定になっている可能性があります。
リセット方法
- 電池を抜いて1分ほど放置する
- もしくはボタンを15秒以上押し続ける
その後、新しい乾電池を入れて操作してみましょう。
→ これで動作すれば解決です。
📌 コラム:リモコンはマンガン乾電池がおすすめ!?
「リモコンならアルカリ乾電池の方が長持ちしそう」と思われがちですが、実はマンガン乾電池の方が適しているのです。
- リモコンのように 少ない電流を断続的に使う機器 はマンガン乾電池の得意分野
- 自然放電が少なく、長期間使わないときも電池残量が維持されやすい
- アルカリ電池に比べて 液漏れリスクが低い
そのため、リモコンにはマンガン乾電池を選ぶのがおすすめです。
2. リモコンから赤外線が出ているか確認する
電池を交換しても反応がない場合は、リモコン自体が信号を出しているかを調べましょう。
確認方法
1.スマートフォンのインカメラを起動
2.ボタンを押して送信部が光ればOK
3.ボタンを押して送信部が光ればOK

※一部のスマホでは光が映らない場合もあります。その際はテレビなど他のリモコンで試してみてください。
3. 他の機器からの赤外線干渉を確認
「電池も信号も問題ないのに動かない…」という場合は、赤外線の干渉が原因かもしれません。
- 他のリモコンが押されたままになっていないか
- スマートフォンや機器がエアコンの近くに置かれていないか
周囲を確認してみましょう。
4. エアコン本体で直接動作確認
リモコンが原因か、本体の不具合かを切り分けるために、エアコン本体の「運転/停止ボタン」を押してみましょう。
- 本体が動けば → リモコンに問題あり
- 本体も動かない → エアコン側に不具合の可能性

その場合は、エアコンの主電源を一度切り、数分後に再投入してください。一時的なエラーがリセットされることもあります。
5. リモコンの型式を確認する
リモコンが故障している可能性がある場合、販売店やメーカーへ連絡する前に型式を確認しておくことが大切です。
型式を控えておけば、問い合わせの際にスムーズに状況を伝えることができ、適合するリモコンを案内してもらえます。
型式の確認方法
- リモコンの裏面や電池ケースの内側に記載されている
- 手元にリモコンがない場合は、エアコン本体の型式や保証書を確認する
型式を事前に把握しておくことで、無駄なやり取りを減らし、スピーディに対応を受けられるようになります。

様々なタイプのリモコンがありますが、上記のような場所に型式の表記がある場合がほとんどなので、一度ご確認ください。
✅ まとめ
リモコンが効かないときは、
- 電池交換・リセット(→マンガン乾電池がおすすめ!)
- 赤外線確認
- 干渉チェック
- 本体操作確認
- リモコンの型式確認
この順番で確認すれば、原因を切り分けやすくなります。
原因を見極めて、正しく対処してください。
当社でもリモコンの取り寄せを承っております。お気軽にお問い合わせください。