【3/19】業務用エアコンの点検って何をしているの?保守点検の内容を分かりやすく解説
オフィスや店舗、工場などで使用されている業務用エアコン。
快適な室内環境を保つためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。
保守点検では、次のような項目を確認しています。
まずは全体の流れを図でご覧ください。

「業務用エアコンの点検では、実際に何をしているの?」
「フィルター掃除だけではないの?」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
業務用エアコンの保守点検では、
単なる清掃だけでなく、機器の状態確認や故障予防のチェックなど、さまざまな作業が行われています。
今回は、業務用エアコンの保守点検で実施される主な内容について、分かりやすくご紹介します。
業務用エアコンの保守点検とは?
業務用エアコンの保守点検とは、
設備を正常な状態で長く使用するために行う定期的な点検作業のことです。
エアコンは毎日稼働する設備のため、知らないうちに
- フィルターの汚れ
- 部品の劣化
- 冷媒ガスの漏れ
- 排水トラブル
などが進行している場合があります。
そのまま使用を続けると、
- 冷えが悪くなる
- 電気代が高くなる
- 水漏れが発生する
- 突然停止する
といったトラブルにつながることもあります。
保守点検では、こうした問題を早い段階で発見し、故障を未然に防ぐことを目的としています。
業務用エアコンの主な点検内容
エアフィルターの清掃
エアコンのフィルターには、空気中のホコリや汚れが溜まります。
フィルターが詰まると、
- 風量が低下する
- 冷暖房効率が下がる
- 電気代が上がる
といった問題が発生します。
保守点検ではフィルターを取り外し、
清掃や状態確認を行います。
ファンベルトの調整
業務用エアコンの機種によっては、
送風用のファンベルトが使用されています。
ベルトが緩んだり劣化したりすると、
- 異音がする
- 風量が低下する
- ベルト切れによる停止
といったトラブルにつながることがあります。
点検では、ベルトの張り具合や劣化状態を確認し、必要に応じて調整します。
冷媒ガス漏れの確認
エアコンは冷媒ガスを使って空気を冷やしています。
ガスが漏れてしまうと、
- 冷えが悪くなる
- 機器に負担がかかる
- コンプレッサー故障
といった問題が起こる可能性があります。
保守点検では、ガス漏れの有無を確認し、必要に応じて対応を行います。
水漏れの確認
エアコンは運転中に結露水が発生するため、
ドレン配管を通じて排水されています。
しかし、
- ドレン配管の詰まり
- ドレンポンプの故障
- 配管の不具合
などがあると、水漏れが発生することがあります。
点検では、排水の流れや水漏れの有無を確認します。
ベアリングへの注油
送風ファンなどの回転部分には、ベアリングが使用されています。
ベアリングの潤滑が不足すると、
- 異音が発生する
- 回転が重くなる
- モーターへの負担
につながる可能性があります。
そのため、保守点検では必要に応じてベアリングへの注油を行います。
端子の増し締め
エアコン内部には多くの電気配線があります。
振動や経年劣化によって、配線の端子が緩むことがあります。
端子が緩むと
- 接触不良
- 発熱
- 故障
の原因になることもあります。
そのため、点検では電気端子の増し締めも行います。
異音の確認
運転中の音を確認することも重要な点検項目です。
例えば、
- 異常な振動音
- モーター音の変化
- ファンの異音
などがないかをチェックします。
異音は、故障の前兆であることが多いため、早期発見につながります。
圧縮機の圧力確認
エアコンの心臓部ともいえるのが**圧縮機(コンプレッサー)**です。
点検では、運転中の圧力を確認することで
- 冷媒状態
- 機器の負荷状況
- 異常の有無
などをチェックします。
定期点検でトラブルを未然に防ぐ
業務用エアコンは、
突然故障するように見えて、実際には前兆があることが多い設備です。
しかし、日常の業務の中でエアコンの細かな状態まで確認するのは難しいものです。
定期的な保守点検を行うことで
- 故障の予防
- 電気代の削減
- 快適な職場環境の維持
につながります。
点検を実施しないと

まとめ
業務用エアコンの保守点検では、
- エアフィルター清掃
- ファンベルト調整
- 冷媒ガス漏れ確認
- 水漏れ確認
- ベアリング注油
- 端子増し締め
- 異音確認
- 圧縮機の圧力確認
など、さまざまな項目をチェックしています。
これらの点検を定期的に行うことで、
エアコンの故障を防ぎ、長く安心して使用することができます。
快適な職場環境を維持するためにも、
業務用エアコンの定期点検を検討してみてはいかがでしょうか。
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