【3/17】フロン排出抑制法とは?業務用エアコン管理者が知っておくべき義務を解説
フロン排出抑制法とは?業務用エアコン管理者が知っておくべき義務
業務用エアコンには、冷房や暖房を行うために
**フロンガス(冷媒)**が使用されています。
しかし、このフロンガスは
大気中に放出されると温室効果が高く、
地球温暖化への影響が大きい物質です。
そのため、日本では
フロン排出抑制法という法律によって
フロンガスの管理が定められています。
この法律では、業務用エアコンの
**機器の所有者(管理者)**に対して
さまざまな義務が課されています。
フロン排出抑制法の目的
フロン排出抑制法は、
フロンガスの排出を抑制し、
地球環境への影響を減らすことを目的とした法律です。
主に次のような取り組みが定められています。
- フロン使用機器の適切な管理
- フロン漏えい防止
- フロン回収の義務化
- フロン破壊処理
つまり、
業務用エアコンの管理者が適切に機器を管理することが
法律で求められているのです。
フロン排出抑制法の概要については
こちらの記事でも解説しています。
👉
フロンガスの環境影響を最小限に:フロン排出抑制法とは
https://e-kuki.net/blog/フロンガスの環境影響を最小限に:フロン排出抑/
業務用エアコン管理者の主な義務
フロン排出抑制法では、
業務用エアコンの管理者に
主に次の3つの義務があります。
① 機器の適切な管理
業務用エアコンは
故障や冷媒漏れが起きないよう
適切に管理する必要があります。
放置すると
- 冷媒漏えい
- 空調能力低下
- 電気代増加
などの問題が発生することがあります。
② フロン漏えい点検
フロン排出抑制法では
- 簡易点検
- 定期点検
の実施が義務付けられています。
特に一定規模以上の業務用エアコンでは
専門業者による定期点検が必要になります。
点検の方法については
こちらの記事で詳しく解説しています。
👉
フロン排出抑制法の定期点検セルフチェック
https://e-kuki.net/blog/フロン排出抑制法の定期点検セルフチェック/
③ フロン回収
業務用エアコンを
- 修理
- 入替
- 撤去
する際には、
冷媒(フロン)の回収が義務付けられています。
フロン回収は
第一種フロン類充填回収業者が行う必要があります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
👉
業務用エアコンのフロン回収は義務です|法令対応のご相談は中部空調サービスへ
フロン回収時には書類管理も必要
フロン回収を行った場合には
適切に処理されたことを証明する書類が発行されます。
主な書類は
- フロン類行程管理票
- 回収フロン破壊処理証明書
です。
これらの書類は
機器管理者に3年間の保管義務があります。
書類の内容については
こちらの記事で詳しく解説しています。
👉
行程管理票と回収フロン破壊処理証明書とは?
エアコンを廃棄する場合もフロン回収が必要
業務用エアコンを撤去・廃棄する場合にも
フロン回収は必要になります。
また、機器を廃棄する際には
フロン回収が完了していることを証明するために
行程管理票(E票写し)
を廃棄業者へ提出する必要があります。
詳しい流れはこちらの記事で解説しています。
👉
業務用エアコンの撤去・廃棄にはフロン回収が必要!
フロン排出抑制法のよくある疑問
フロン排出抑制法については
次のような疑問を持つ方も多いと思います。
- うちの設備は対象?
- 点検は必ず必要?
- 古いエアコンでも対象?
このような疑問については
こちらの記事でまとめています。
👉
フロン排出抑制法Q&A|「うちの設備は対象?」がわかる解説
中部空調サービスでは
中部空調サービスでは
- フロン回収
- 冷媒回収作業
- フロン破壊処理
- 必要書類の発行
まで、法律に基づいた対応を行っています。
業務用エアコンの
- 修理
- 入替
- 撤去
をご検討の際は、
お気軽にご相談ください。
まとめ
フロン排出抑制法では
業務用エアコンの管理者に対して
- 機器管理
- フロン漏えい点検
- フロン回収
などの義務が定められています。
また、フロン回収を行った場合には
- 行程管理票
- 回収フロン破壊処理証明書
などの書類管理も必要になります。
業務用エアコンの修理や入替、撤去を行う際には
フロン排出抑制法を理解しておくことが重要です。
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業務用エアコンのフロン管理について
以下の記事でも詳しく解説しています。
- 業務用エアコンのフロン回収は義務です
- 行程管理票と回収フロン破壊処理証明書とは
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- フロン排出抑制法の定期点検セルフチェック
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