【社員旅行3日目】ポジションは新人。首里城で感じた沖縄の歴史と、旅の締めくくり
こんにちは!
中部空調サービスの経営企画部・総務で働いている新人です。
2泊3日の沖縄社員旅行も、いよいよ最終日。
楽しかった時間があっという間に過ぎてしまい、
「もう帰る日かぁ」と少し名残惜しさを感じながら朝を迎えました。
カーテンを開けると、やわらかな朝の光が部屋に差し込み、
外からは小鳥のさえずりや心地よい風がそっと入り込んできます。
1日目に泊まったホテルとはまた違い、
2日目の宿泊先は国際通り付近。
窓の外には高い建物やお店の看板が立ち並び、
街のにぎわいを感じられる景色が広がっていました。
「昨日とはまた違う沖縄の顔だね」と話しながら、
旅の最終日が始まりました。
ホテルのビュッフェで迎える、旅の締めくくりの朝


朝食はホテルのレストランでのビュッフェスタイル。
テーブルには焼きたてのパンや色とりどりのフルーツが並び、
香ばしい香りが漂っていました。
ふわふわのスクランブルエッグや温かいスープ、
サラダやウインナーなど、どれもおいしそうで目移りしてしまいます。
「これで最後の朝ごはんかぁ」と思うと、
ついお皿に少し多めに盛ってしまうのもご愛敬。
昨日のジャングリアでの話題や夜の出来事を振り返りながら、
みんな笑顔で会話が弾んでいました。
街の音が遠くに聞こえる中で過ごす、
どこか落ち着いた、心が満たされるような朝の時間でした。
首里城へ──沖縄の歴史と文化にふれる

朝食を終え、ホテルを出発して向かったのは、
沖縄の歴史と文化を象徴する首里城。
那覇市の高台にあり、バスを降りて少し歩くと、
朱色に輝く城壁が太陽の光を受けて一層鮮やかに見えました。
「やっぱり沖縄といえばこの景色!」と、思わず声があがります。
敷地内に入ると、城門や石畳の道、木々の緑が織りなす静かな雰囲気に包まれ、
さっきまでのにぎやかな街並みとはまるで別世界のようでした。
ここからはガイドさんの案内で、
首里城の歴史や建築の特徴、琉球王国時代の文化について学びながら進みました。
ガイドさんによると、首里城は14世紀頃に建てられ、
長い間、琉球王国の政治と文化の中心として栄えた場所とのこと。
2019年の火災で大きな被害を受けましたが、
現在は再建に向けて少しずつ工事が進められており、
“復興のシンボル”として多くの人々に希望を与えているそうです。
途中、首里城の象徴でもある守礼門(しゅれいもん)に立ち寄りました。
鮮やかな朱色の門が青空に映え、とても印象的。
「この景色、まさに沖縄って感じだね」と笑顔で話しながら、
全員で守礼門の前で集合写真を撮りました。
旅行のラストにふさわしい一枚になり、
みんなの笑顔がいっそう輝いて見えました。
その後は、有料区域の手前までガイドさんと一緒にまわり、
そこからは自由行動に。
お土産屋さんをのぞいたり、城壁の上から那覇の街を見下ろしたり、
それぞれが思い思いの時間を過ごしました。
ゆっくりと歩きながら見上げる朱塗りの建物には、
長い歴史の重みと、人々の想いが感じられます。
観光というより“学び”の時間でもあり、
「こうして沖縄の文化を肌で感じられるのは貴重だな」と思いました。
みんなで囲む最後の昼食
首里城の見学を終えたあとは、
ホテル内のレストランで最後の昼食をいただきました。
これまでの旅では沖縄料理や南国らしいメニューが多かったのですが、最終日は落ち着いた和食で締めくくり。
小鉢やお魚、天ぷらなど、彩り豊かな料理が並び、
「やっぱり和食はほっとするね」と笑顔がこぼれました。
食事の途中では、最後にあてられた数名が感想を発表。
「初めての社員旅行で、とてもいい思い出になりました」
「最初は少し憂鬱でしたが、行ってみたら本当に楽しかったです」
「社長にごちそうしてもらえて嬉しかったです!」
「普段あまり話す機会のない部署の人とも交流できてよかったです」
──それぞれの言葉に、周囲から温かい拍手と笑いが起こりました。
3日間をともに過ごした仲間への感謝と、
普段の職場では見られない一面を知ることができた嬉しさが伝わってきます。
おいしい食事と笑顔に包まれながら、
「またみんなで行けたらいいね」と自然に声が上がり、
旅の終わりを感じさせる穏やかな時間が流れました。
那覇空港への帰り道で見た光景
昼食を終え、バスで那覇空港へ向かう途中――
窓の外を見ると、国道58号線の中央分離帯に巨大な綱が設置されていました。
実はこの日、那覇市では「那覇大綱挽(おおづなひき)まつり」が開催されていたのです。
「おお~!」
と、車内は一気にざわつき、外を眺めました。
🧠ここでちょっと豆知識!
那覇大綱挽は、毎年10月に行われる沖縄最大のまつりのひとつ。
全長約200メートル、重さ40トンを超える大綱を、東西に分かれた市民たちが引き合うという壮大な伝統行事です。
その歴史は約400年にも及び、かつては五穀豊穣や無病息災を祈願する儀式として始まったと言われています。
1997年には「世界一のわら綱」としてギネス世界記録にも認定されたことでも有名です。
島人ぬ宝に乗せて──旅の終わり
那覇空港へ向かうバスの中。
最後に流れてきたのは、BEGINの「島人ぬ宝(しまんちゅぬたから)」。
バスガイドさんが優しい歌声でこの曲を歌ってくださり、
その澄んだ声がバスの中に静かに響き渡りました。
曲に合わせて手拍子をしたり、合いの手をしたり、
そっと口ずさむ人もいて、車内は穏やかな一体感に包まれていました。
青い海、美ら海水族館のジンベエザメ、
ジャングリアでの冒険、夜の海人パーティーでの笑い声──。
この3日間の思い出が、歌の一節ごとに蘇ってきます。
「島人ぬ宝」には、
“生まれた場所や人とのつながりを大切にする心”が込められています。
ガイドさんの歌声を聴きながら、
その想いがまるで自分たち自身の仲間や職場への感謝と重なって感じられました。
曲が終わると、ガイドさんが笑顔で
「またやーさい!(またね!)」と沖縄弁でお別れの言葉をくださいました。
その明るい声に、みんなが手を振って応え、
名残惜しさと温かさが入り混じった、忘れられないラストシーンとなりました。
こうして2泊3日の沖縄社員旅行は幕を閉じました。
けれど、今回の旅で感じた笑顔と絆、そして人の温かさは、
これからの日々を支えてくれる、自分たちにとっての“宝物”になりました。
まとめ:心をひとつにした3日間
2泊3日の沖縄社員旅行は、出発前の台風への不安から始まりましたが、
ふたを開けてみると、笑顔と感動に満ちた3日間になりました。
普段は別々の部署で働く仲間とも自然に会話が生まれ、
食事や観光を通じて、互いの新しい一面を知るきっかけにもなりました。
同じ空間で笑い合い、助け合いながら過ごした時間は、
まさに“心をひとつにした3日間”だったと思います。
そして個人的に忘れられないのが、紅芋づくしの思い出です。
紅芋タルトに始まり、紅芋のアイスクリーム、紅芋の天ぷら、紅芋プリン……。
気づけばどこに行っても紅芋を選んでいました。
どれもほんのり甘くて優しい味わいで、
「これが沖縄の味なんだなぁ」と心がほっこりしました。
今回の社員旅行では、
“仕事の仲間”という枠を超えて、人と人とのつながりを深められたことが一番の収穫です。
笑顔で過ごしたこの時間が、これからの日々を前向きにする力になりそうです。
この旅行で得たリフレッシュと皆さんとの絆を大切にしながら、
これからの業務にも全力で取り組んでいきたいと思います。
中部空調サービスのInstagramにも社員旅行の様子をアップしていますので、そちらもぜひチェックしてみてください(^.^)/~~~
次回は、久しぶりになりますが社員紹介シリーズ第3弾をお届けします!
お楽しみに!!