【施工実績】岐阜県内の事業所 会議室空調機の入替工事
岐阜県内の事業所様より、会議室の空調機入替のご依頼をいただきました。
既存の空調機は、ビル用マルチエアコンでフロンガスR-22を使用しており、定期点検の管理負担が大きな課題となっていました。
また、使用年数の経過によりメンテナンスの手間や故障リスクが高まっていたため、より良い解決策を求めて当社にご相談 いただきました。
本ブログでは、入替に至った経緯から当社のご提案内容、工事の流れ、そしてお客様のご感想まで、施工の詳細をわかりやすくご紹介いたします。
空調設備の更新を検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
①お客様の業種、業態、設置場所
今回の施工は、岐阜県内の事業所様よりご依頼をいただきました。設置場所は会議室で、会議室全体の空調機の入替を行いました。
お客様は 事務所内での会議や打ち合わせが頻繁に行われるため、快適な空間づくりを重視されており、空調機の更新を検討されていました。
②入れ替えに至った経緯
既存の空調設備は、室外機1台に対して室内機6台を接続するビル用マルチエアコンをご使用されていました。
入れ替えに至った主な理由
1.フロンガスの種類がR-22であったこと
R-22はフロン漏洩の定期点検の対象機種となっており、お客様にとって点検管理の負担が大きい状況でした。
2.使用年数の経過
長年使用されていたため、今後のメンテナンスや故障リスクを考慮し、より良い解決方法を模索されていました。
3.管理の負担を軽減したい
定期点検の煩雑さを解消し、管理の手間を軽減する方法を検討されていました。
③工事内容
ご提案内容:個別セパレート空調の採用
お客様の要望を受け、当社からはビル用マルチエアコンから個別セパレート空調への切り替えをご提案いたしました。また、個別セパレート空調にすることで室外機が3台必要になりましたが、以前別系統の工事を当社にご依頼いただいた際に確保したスペースを有効活用することで、設置場所の問題をスムーズに解決しました。
工事の進め方:安全第一の施工
1.既設機の撤去と新設機の搬出入
既存のビル用マルチエアコンを撤去し、個別セパレート空調用の新しい室外機3台を設置。搬出入には クレーンを使用し、安全を最優先に施工を行いました。
2.安全対策の徹底
足場の設置:作業員の安全確保
天候を考慮した日程調整:悪天候時の事故防止
安全第一の施工計画:現場スタッフ全員に安全理念を徹底












ビル用マルチエアコンから個別セパレート空調にするメリット
1.フロン漏洩の定期点検が不要
ビル用マルチエアコンは、フロンガスR-22を使用している場合、使用機器によっては法定点検の義務があり、管理の手間とコストがかかります。個別空調にすることで、この点検義務を回避でき、管理の負担を軽減できます。
2.修理・メンテナンスの柔軟性が向上
ビル用マルチエアコンは、室外機1台に複数の室内機が繋がっているため、1台の故障が他の室内機にも影響を与える可能性があります。一方、個別セパレート空調は、各室内機が独立しているため、故障箇所のみの修理やメンテナンスが可能になり、稼働停止の影響を最小限に抑えられます。
3.設置・増設の柔軟性
個別空調は、設置場所や設置台数の柔軟性が高く、部屋のレイアウト変更や使用用途の変化に応じて、増設や移設が容易です。これにより、将来的なオフィスレイアウトの変更や増床対応にも柔軟に対応できます。
④お客様の声
工事完了後、お客様から以下のようなお声を頂戴しました。
- 「要望に合った提案をしてもらえたので大変満足している」
- 「換気扇の相談にも迅速に対応してもらえたのが良かった」
- 「定期点検の負担が無くなり、管理が楽になった」
お客様のニーズを的確に把握し、最適な提案と迅速な対応を実施したことで、ご満足いただける結果を残すことができました。
⑤まとめ
今回の施工では、フロン漏洩の定期点検の管理負担を解消 するために、個別セパレート空調の採用という最適な解決策をご提案しました。また、安全第一をモットーに、クレーンを使用した室外機の搬出入や施工の段取りもスムーズに行い、お客様から高い満足度をいただくことができました。
中部空調サービスは、これからもお客様のニーズに合わせた最適な空調設備のご提案を続けてまいります。空調設備の入替・更新をお考えの方は、ぜひ中部空調サービスにご相談ください。最適なご提案と安全・安心な施工で、快適な空間づくりをサポートいたします。