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【施工事例】岐阜県内の保育施設での空調設備更新

保育施設では、乳幼児が快適かつ安全に過ごせる環境を整えることが最優先です。空調設備は、室温や湿度を適切に管理し、季節を問わず健康的な空間を提供する重要な役割を担っています。また、小さな子どもは温度変化に敏感なため、効率的で安定した空調設備の導入と適切なメンテナンスが欠かせません。施設全体の快適性と運営効率を支える基盤とも言えます。

<背景>

以前から、増築工事の際に設備工事を受注したり、他エリアでの空調機更新工事を受注しており、前回エリア半分部分の更新工事を実施していただき、今回残りの半分の更新工事を受注しました。メンテナンスでもお世話になり、今回ご相談いただいた際に工事日程などの打ち合わせを密にして行い最短工期で引き渡すことができました。


お客様の業種、業態、設置場所

今回ご紹介するのは、岐阜県内にある認可保育施設様です。この施設では、0歳から2歳までの乳幼児を対象に保育を行っており、安心・快適な保育環境が求められています。

入れ替えに至った経緯

当社は施設の増築時から空調設備工事を担当させていただき、その後も空調設備の更新や定期メンテナンスを通じて、施設運営をサポートしてまいりました。
今回の更新工事では、既存設備の老朽化とエネルギー効率の改善、そしてより快適な保育環境の実現を目的として空調設備の更新が行われました。乳幼児が安全で快適に過ごせる環境を維持するための重要なプロジェクトです。

工事内容

今回の工事では以下の内容を実施しました

1.既設配管を流用した空調機器の入替

現場環境やコスト効率を考慮し、既設配管を流用して最新の省エネ機器を設置しました。

2.床暖房システムと室内機がセットになったシステムマルチの更新

乳幼児が床で過ごす時間が長いことを考慮し、床暖房と空調を一体化したシステムを更新。快適さと効率性を両立させました。

3.細心の注意を払った作業環境の確保

小さなお子様が普段過ごされる空間での作業となるため、ビスやほこりが残らないよう清掃を行い、安全管理を徹底しました。

また、工事完了後はすべての設備について入念な試運転を実施し、正常に稼働することを確認しました。



ホッとく~るシステムマルチとは

「ホッとく~るシステムマルチ」は、床暖房とエアコンを一体化したダイキン工業の高効率暖房システムです。ヒートポンプ式温水床暖房を採用し、環境性と経済性に優れ、ランニングコストを抑えながら快適な暖房を提供します。室外ユニットをエアコンと共用するため省スペース化を実現し、設備コストの削減も可能です。エアコンとの連動運転により、寒い冬の朝でもお部屋全体をすばやく暖めます。また、ECHONET Lite規格に準拠したHEMS接続に対応し、効率的な運転制御が可能です。次世代省エネ基準住宅にも最適な省エネ型暖房システムです。

まとめ

今回の工事では、ルームエアコン、パッケージエアコン、システムマルチの更新を実施しました。既設配管を流用することで工期を短縮し、コストを抑えつつ効率的な工事を実現。さらに、小さなお子様が日常的に過ごされる施設の特性を考慮し、ビスやほこりの管理など細心の注意を払いました。また、床暖房と室内機がセットになったシステムマルチを更新し、快適性と省エネ性を両立しました。工事後には試運転を確実に行い、正常稼働を確認。今後もお客様のニーズに寄り添い、最適な空調ソリューションをご提案してまいります。