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ポジションは新人です

【後編】ポジションは新人。会社の中でマナー研修を受けました!(電話対応・身だしなみ編)

こんにちは!
中部空調サービスの経営企画部・総務で働いている新人です。

前回の【前編】では、実践マナー研修 第3回の中から「来客対応」「名刺交換」の様子をお伝えしました。
今回はその【後編】として、「電話対応」と「身だしなみ」についてご紹介します!

会社内で実践形式で行われた今回の研修。
前回の振り返りや録音チェックを含め、社会人としてさらにレベルアップできる学びがありました。

この研修の目的

1.入社3か月を過ぎた今、自分ができていること・できていないことを客観的に見つめ直すため

2.社内やお客様との場面で、マナーを実践できるようになることを目指すため

3.「See Tree」という女性向けの施設で学ぶことで、環境を変えてモチベーションを高めるため

4.新入社員の悩みに寄り添い、会社が改善すべき課題を拾い上げ、サポート体制につなげるため

5.育成係の先輩が同席し、成長を見守りながら指導の機会とするため

「できない」を「やってみよう」に変える、実践重視のプログラムでした!

電話対応:印象は声だけで決まる!

今回の電話対応は、前回の第2回研修でいただいたフィードバックをもとにした【実践リベンジ編】。
講師の方から前回指摘を受けたのは、以下の4点でした。

  • 声のトーンを少し高めに
  • 語尾を上げて明るく
  • ハキハキと話して聞き取りやすく
  • 質問が多い時は「どのくらいお時間をいただくか」を伝える

これらを意識して、1か月間の業務で意識的に取り組んできました。
まだ完璧ではありませんが、周りの方々から良くなったと言っていただけることが増えました。
最初のころは受話器を持つだけで緊張していたのが、今では落ち着いて話せるようになってきました。

📞 今回の練習テーマ:「エアコンの更新・新設依頼」

今回の実践では、電話の受け方から内容の聞き取り、お客様へのご案内までを一連で行いました。
実際の業務に近い内容だったため、緊張感もありましたが、より実践的に学ぶことができました。

対応の流れ

  1. 電話の受け方:明るく名乗る
  2. 用件の聞き取り:丁寧に復唱しながら確認
  3. 最後の挨拶:気持ちのよい終わり方で締めくくる

🎧 録音チェックで気づいたこと

前回の電話対応でも、自分の声を録音して聞く機会がありました。
今回はそれに続く2回目の録音チェックで、前回との違いや成長を客観的に確認できました。
ただ、まだまだ改善点があるように感じました。

  • トーンが一定でない → 最初は明るいが途中で落ちる
  • 語尾が曖昧になる → 「〜ます」「〜です」の最後が弱い
  • 声量が小さめ → 電話だと聞き取りづらくなる

講師の方からは、

  • 最後まで一定のトーンと声量を保つ
  • 文章のカーブを描くように話す
  • 丁寧さの中にも元気を忘れずに

というアドバイスをいただきました。
「電話だけで会社の印象が決まる」という言葉の意味を、改めて実感した時間でした。

身だしなみ:外見は“言葉より先に届く”メッセージ

身だしなみを整えると、仕事が楽しいと感じたり、自信がついたりします。
見た目が整うことで心の状態も前向きになり、自然と笑顔が増え、相手との会話もスムーズになる――そんな効果を実感した方も多いのではないでしょうか。
今回の研修では、そんな「内面と外見のつながり」についても深く学びました。

講師の方が伝えてくれた3つの基本

  1. 清潔感
  2. 調和
  3. 自分を大切にすること

この3つの要素が揃ってこそ、社会人としての身だしなみが完成します。
以下に、それぞれの内容をもう少し掘り下げてご紹介します。

💧 清潔感:努力で誰でも身につけられる

清潔感と清潔は似ているようで似ていません。
清潔は事実、清潔感は印象。
つまり「実際にキレイにしているか」と「相手がどう感じるか」は別の話です。

だからこそ、清潔感は努力次第で誰でも身に着けることができます。
毎日の身だしなみを少し意識するだけで、相手に与える印象がぐっと変わります。

🤝 調和:身だしなみはコミュニケーション

身だしなみは、単に見た目を整えるだけではなく、周囲との調和を取るための重要なコミュニケーションでもあります。
第一印象の形成、職場の雰囲気づくり、敬意の表現、そして自己表現の調整――そのすべてに「調和」が関係しています。

TPO(時・場所・場合)を意識した服装や髪型、会社の規定に沿ったスタイル、そして職場の雰囲気に合う装いを心がける。
その小さな積み重ねが、「一緒に働きたい」と思われる信頼につながるのだと感じました。

私自身も今回の研修で、「服装や髪型も会社の一員としてのメッセージになる」という意識が芽生えました。

🌸 自分を大切にすること:内面の整え方を学ぶ

この項目は、今回の研修の中で最も印象的でした。
自分を大切にすることで、外見だけでなく“心の中身”も整い、それが自信へとつながります。

講師の方が教えてくださったポイントは次の5つです。

  1. 笑顔
     笑顔は相手に親しみやすさや安心感、信頼感を与えます。
     無理に笑う必要はなく、自然な笑顔を作るにはまず心を整えることが大切です。
  2. 姿勢
     姿勢は服装と同じくらい、人の印象を左右します。
     背筋を伸ばすだけで、清潔感と自信のある印象を与えることができます。
  3. ナチュラルメイク・適切なスキンケア
     これはただの美容習慣ではなく、「自分を丁寧に扱う」姿勢そのもの。
     自分の魅力を自然に引き出すために、必要な知識を学ぶことも大切だと感じました。
  4. 自分のチャームポイントを知る
     単に外見を整えるだけでなく、自分の魅力を理解して活かすこと。
     それが“自分らしい身だしなみ”の第一歩になります。
  5. 視野を広げて価値観をアップデートする
     多様な美意識や価値観に触れることで、自分の新しい魅力に気づけます。
     「自分を磨くこと=自分を大切にすること」だと感じました。

講師の方の「自分の魅力を磨くことで自分に自信がつく」という言葉が心に響きました。

まとめ:3回の研修を終えて思うこと

7月から始まったこの実践マナー研修も、今回で3回目。
毎回テーマが違っていて、どれも社会人としての土台を作る大切な学びばかりでした。

・第1回では自己紹介や基本マナー、笑声や挨拶
・第2回では電話対応や敬語、録音フィードバック
・そして第3回では来客対応・名刺交換・身だしなみを実践

今回のように実際の職場での研修では、「ここでこう動けばいい」という具体的なイメージが持てたのがとても大きかったです。

3回を通して感じたのは、「マナー=形ではなく、相手を思う気持ち」ということ。
特に今回は社内で行われたことで、実際の職場の空気感や自分の立ち位置をより意識できたことが大きな学びでした。

また、育成係の先輩が同席してくださったことで、安心して挑戦できたのも大きな支えでした。
間違えた時もすぐにアドバイスをもらえたり、できるようになったことを一緒に喜んでもらえたりと、“見守ってもらえる”環境のありがたさを改めて感じました。

最後に

社会人としてのマナーは、一度学んで終わりではなく、日々の中で磨かれていくものだと感じます。
今後は今回の学びを日常業務に活かしながら、「感じの良い対応」が自然にできるように意識していきたいです。

まだまだ成長途中ですが、電話一本、来客一つに心を込めて、
“中部空調サービスの印象”をつくる一員として努力を続けていきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
研修の様子はInstagramにもアップしていますので、ぜひそちらもご覧ください(^.^)/~~~