【前編】ポジションは新人。会社の中でマナー研修を受けました!(来客対応・名刺交換編)
こんにちは!
中部空調サービスの経営企画部・総務で働いている新人です。
今回は、入社後にスタートした「実践マナー研修」第3回についてご紹介します!
これまでの第1回・第2回は、外部のコンサルタント会社の研修室で行ってきましたが、今回は実際に働いている自社内での開催。会議室や応接スペース、普段使っている電話を使っての実践だったため、これまでで一番“リアル”な研修だったように感じました。
この第3回の研修は非常に内容が濃く、たくさんの学びがあったので、前編と後編の2部構成でお届けします!
前編では【来客対応】と【名刺交換】について、後編では【電話対応】と【身だしなみ】を紹介していきます。
この研修の目的
1.入社3か月を過ぎた今、自分ができていること・できていないことを客観的に見つめ直すため
2.社内やお客様との場面で、マナーを実践できるようになることを目指すため
3.「See Tree」という女性向けの施設で学ぶことで、環境を変えてモチベーションを高めるため
4.新入社員の悩みに寄り添い、会社が改善すべき課題を拾い上げ、サポート体制につなげるため
5.育成係の先輩が同席し、成長を見守りながら指導の機会とするため
「できない」を「やってみよう」に変える、実践重視のプログラムでした!
来客対応:会社の“顔”として丁寧にお迎え

最初に行ったのは「来客対応」の実践練習です。
実際にお客様がいらっしゃったときと同じように、受付から案内・担当者呼び出しまでをロールプレイ形式で体験しました。
自分自身は、来客対応を経験したことがなかったため「なんと声をかけたら?」「どうやって案内をすれば?」「席への案内ってどこまで?」と最初は疑問だらけ。
でも、講師の方の解説と繰り返しの実践で、ひとつひとつの動作に込められた“おもてなしの心”を学ぶことができました。
▼ 来客対応の流れとポイント
- お客様が来られたら立って明るい挨拶
- 「おはようございます!」と気持ちよくお迎え。
- 笑顔・アイコンタクトも忘れずに。
- 「お待ちしておりました」のひと言を添える
- 担当者から来訪を聞いていた場合に伝えることで、安心感を与える。
- 会議室へご案内
- 「こちらへどうぞ」と5本の指を揃えて手を差し出す。
- ドアの開け方、歩く位置、距離感にも注意。
- 席へご案内
- 「こちらにおかけください」と自然な笑顔で。
- 手をお客様の正面に出さないように配慮。
- 担当者を呼ぶ
- 「○○株式会社の○○様がお見えです」と正確に伝える。
🔍 実践して感じたこと
普段の生活では何気ない「案内」や「声掛け」ですが、ビジネスの場では相手を気遣う動作として求められます。
たとえば、「指を開いて案内しない」「席をすすめるときは姿勢に気をつける」など、小さな動作の違いが相手に与える印象を大きく左右することを実感しました。
また、案内中の歩く位置や、ドアの開け方なども“見られている”ことを意識すると、日頃から丁寧な所作を心がけなければと強く思いました。
名刺交換:名刺は“もう一つの顔”

次に行ったのが「名刺交換」。
実際にビジネスシーンで行われる「基本の形」と「同時交換」の2パターンを練習しました。
名刺交換と聞くと普段行うことがないため難しいそうだなと思いました。
一つひとつの所作にルールと意味があることを詳しく学ぶことができました。
▼ パターン①:基本の形とポイント
- 名刺を名刺入れから取り出し、準備
- ジャケットの内ポケットなどに入れてすぐ出せる状態にする
- 名刺を持つときは、文字に手がかからないようにする
- 自己紹介
- 「株式会社中部空調サービスの〇〇と申します」
- 相手の目を見て笑顔で言う
- 名刺を両手で差し出す
- 脇はしめて胸の高さの位置で両手で持って差し出す
- 相手の名刺を受け取る
- 両手で丁寧に受け取り、「頂戴いたします」と言う
- 名刺を受け取る際も両手で文字が隠れないようにする
- 会社名と氏名を復唱
- 「株式会社○○の△△でいらっしゃいますね」と正確に復唱する
- 相手の目を見て笑顔で言う
- 挨拶
- 「本日はよろしくお願いいたします」と最後まで丁寧に挨拶をする
- 着席
- 来客者が座ったのを確認した後に座る
- 目上の方から順に座る
▼ パターン②:同時交換の流れとポイント
- 名刺を名刺入れから取り出し、準備
- 名刺を持って自己紹介と同時に差し出す
- 名刺入れの上に乗せた名刺を右手で持ち、相手の名刺入れの上にそっと置く
- この場合片手で渡すことはマナー違反ではありません
- 会社名と氏名を復唱する
- 挨拶
- 着席
🔑 ポイントまとめ
- 名刺は“顔”であり、大切な営業道具
- 差し出すときは両手で丁寧に
- 相手の名刺は受け取ったらすぐしまわず、名刺入れの上に置く
- 目線、姿勢、復唱の声のトーンなども好印象を左右する
実践してみて感じたこと
4月に行った新入社員研修以来の名刺交換では、名刺を差し出すタイミングがズレたり、受け取りがぎこちなかったりと、焦ってしまう場面もありました。
でも、何度も練習を重ねるうちに「目線を合わせる」「相手より高く持たない」「復唱でミスを防ぐ」など、基本ができていることで自信につながることを実感しました。
また、名刺を丁寧に扱うことで、相手に対する敬意を表現できるというのは、社会人として大切な姿勢だと感じました。
社内での実践研修だからこそ得られた学び
今回のマナー研修は、実際に働く環境(社内)で行ったことで、日々の業務とのつながりを強く感じられる時間でした。
「この場所でこう動けばいいんだ」
――そう思えるのは、やはりリアルな現場で学べたからだと思います。
マナーは「知っている」だけではダメで、“自然とできる”ように体で覚えていくもの。
その一歩として今回の実践研修はとても貴重な経験になりました。
次回予告:電話対応&身だしなみを学び直す!
後編では、
- 前回の電話対応研修の振り返りと改善点
- 自分の声を録音で聞いて気づいたこと
- 社会人としての「身だしなみ」の奥深さ
などを中心にお伝えします。
「電話対応が苦手…」
「身だしなみってどこまで気をつければいいの?」
そんな不安を持つ方にも、ぜひ読んでいただきたい内容になっています!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
中部空調サービスのInstagramにも研修の様子をアップしていますので、そちらもぜひチェックしてみてください(^.^)/~~~
後編もどうぞお楽しみに!