【健康経営の取り組み】社員の健康が、会社の元気に。
社員一人ひとりが心身ともに健康であること。
それは、どんな企業にとっても欠かせない「力の源」です。
中部空調サービスでは、「健康でいきいきと働けることこそが、良い仕事を生む」という考えのもと、会社全体で健康経営に取り組んでいます。
現場での作業が多い私たちにとって、体調管理や安全対策は仕事の質を左右する重要な要素です。
だからこそ、社員の健康を“個人の努力”に任せるのではなく、会社として支える仕組みを整えることを大切にしています。
たとえば、整体による体のケア、暑さ対策の環境整備、健康状態を「見える化」する仕組みなど、日常の中に自然と健康を意識できる工夫を続けています。
その積み重ねが、会社の雰囲気を明るくし、結果としてお客様へのサービス品質にも良い影響をもたらしています。
このページでは、そんな中部空調サービスの健康経営の取り組みと、その背景にある想いをご紹介します。
健康経営とは?
「健康経営」とは、社員の健康を経営の視点から考え、心も体も元気に働ける職場をつくる取り組みのことです。
社員一人ひとりが健康であることは、会社の生産性やサービスの質を高める原動力になります。
私たち中部空調サービスでは、「社員の健康こそが会社の元気につながる」という考えのもと、日々の仕事環境づくりや制度整備を進めてきました。
健康経営は単なる福利厚生ではなく、組織の成長とお客様への価値提供の基盤になると考えています。
健康経営優良法人としての歩み

中部空調サービスは、2022年から3年連続で「健康経営優良法人」に認定されています。
この制度は、経済産業省と日本健康会議が共同で推進するもので、社員の健康維持や働きやすい環境づくりに積極的に取り組む企業を評価・顕彰するものです。
認定の背景には、日々の地道な取り組みがあります。体のケアや熱中症対策、健康の見える化などを通じて、社員が心身ともに安心して働ける職場づくりを進めています。
これらは一朝一夕でできることではなく、会社全体で少しずつ積み重ねてきた結果です。
取り組み① 体を整えるケア
中部空調サービスでは、社員が健康を維持しながら働けるよう、体のメンテナンスに力を入れています。

特に好評なのが、月2回実施している出張整体です。プロの整体師を社内に招き、疲れた体のケアや姿勢のアドバイスを行っています。
現場作業で腰や肩に負担がかかる社員も多く、施術後には「体が軽くなった」「また頑張れそう」といった声が上がります。

また、毎朝のラジオ体操も欠かせません。部署を越えて全員が一緒に体を動かすことで、1日のスタートを元気に迎えることができます。
こうした「日常の中の健康習慣」は、小さなことのようでいて、長期的に見れば大きな効果を生みます。
取り組み② 体を冷やす環境整備

夏場の現場では、屋外や屋上での作業が多く、時には気温が50℃近くに達することもあります。
そんな過酷な環境でも安全に作業できるよう、当社では熱中症対策を徹底しています。
具体的には、空調服や冷却タオル、冷却スプレー、スポーツドリンク、塩分タブレットなどを支給。
さらに、6月~9月頃までは倉庫内に冷凍ストッカーを設置し、アイスクリームやゼリー飲料を常備しています。
作業を終えた社員が「ホッと一息つける」空間をつくることも、健康経営の一環です。
この冷凍庫の設置には、「酷使した体を少しでも癒やしてほしい」という社長の想いが込められています。
暑さを和らげるだけでなく、社員同士が自然に会話を交わすリフレッシュの場にもなっています。
また、毎朝の「暑さ指数(WBGT)」配信によって、その日の気温や湿度をもとにした熱中症リスクを共有しています。
社員一人ひとりが作業前に体調を意識できるようにする取り組みで、数値をもとにこまめな休憩を取るなど、安全で健康的な作業を心がけています。
取り組み③ 健康の見える化
健康は「気づく」ことから始まります。
中部空調サービスでは、健康診断の結果をもとに健康年齢を算出し、社員一人ひとりが自分の健康状態を客観的に把握できるようにしています。
年齢や体格、生活習慣などを総合的に見て、今の自分の体が何歳相当かを知ることで、日々の行動を見直すきっかけになります。
また、健康年齢のデータを活用し、個々に無理のない健康目標を設定。
たとえば「毎朝ストレッチをする」「間食を控える」「睡眠時間を確保する」など、小さな工夫の積み重ねが健康づくりにつながっています。
取り組み④ 働きやすい職場づくりへの姿勢
健康経営は「体の健康」だけでなく、「心の健康」も大切にしています。
中部空調サービスでは、年に一度の定期健康診断のほか、数年に一度のストレスチェックを実施しています。
社員の心身の状態を把握し、職場全体の働きやすさを見直すきっかけとしています。
また、有給休暇の取得促進や、家庭の事情に配慮した柔軟な休暇制度など、生活と仕事の両立を支える取り組みも進めています。
社員一人ひとりが無理なく働ける環境づくりが、心の安定と仕事の質の向上につながっています。
健康経営の成果と意義
これらの取り組みは、すべて「社員が元気に働ける環境をつくるため」に行ってきたものです。
社員が健康であることで、笑顔でお客様に接することができ、現場の安全性や生産性も向上します。
結果として、サービスの質が高まり、お客様や地域社会への貢献にもつながります。
つまり、
「社員が元気で働ける → サービスの質が高まる → お客様・地域への貢献」
という好循環を生み出すことが、健康経営の本質です。
私たちにとって、「健康経営優良法人」への認定はゴールではありません。
むしろ、より良い職場を目指して進化し続けるための通過点です。
これからも中部空調サービスは、社員の笑顔を守り、健康と成長が両立する会社づくりを進めていきます。
おわりに
中部空調サービスの健康経営は、特別なことをしているわけではありません。
大切なのは、「社員の健康を第一に考える」という姿勢を持ち続けることです。
一人ひとりの健康を支えることが、会社の未来を支えることにつながります。
これからも私たちは、「社員の健康が、会社の元気に。」という想いを胸に、全員で健康経営を実践していきます。