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症状から状態を調べる①

このページではエアコンの「冷えない・暖まらない・風が出てこない」について詳しく解説します。原因によっては、お客様では対応することができませんので、その場合は、中部空調サービスまで問い合わせください。


なぜ、冷えない? 暖まらない?
なぜ、風が出てこない?

予想される原因

  1. フィルターの詰まり
    エアコン内部のフィルターにホコリが溜まると、空気の流れが妨げられ、冷暖房や送風機能が著しく低下します。フィルター掃除を怠ると、エアコンのパフォーマンスが落ち、冷え・暖まりが悪くなる原因になります。
  2. 熱交換器の汚れ
    室内機や室外機の熱交換器に汚れが付着すると、効率的な熱交換が行えず、冷房・暖房能力が低下します。これにより、設定温度まで部屋を冷やしたり暖めるのに時間がかかったり、または冷えない・暖まらないといった問題が生じます。
  3. コンプレッサーの不調
    長時間運転で、エアコンの心臓部であるコンプレッサーが劣化し、冷却・暖房能力が低下することも。高温・低温環境での過度な使用は、コンプレッサーに大きな負担をかけるため、異常が生じる場合があります。

対処方法

  • 設定温度を調整して様子を見る
    エアコンの動作状況を確認するため、以下の方法をお試しください。設定を変更した後、10〜15分程度運転を続け、状況が改善されるかをご確認ください。
     【冷房運転の場合】 設定温度を通常より2〜3℃低く設定してください。これにより、冷房能力が適切に働いているかを確認できます。
     【暖房運転の場合】 設定温度を通常より2〜3℃高く設定してみてください。これにより、暖房機能が正常に動作しているかを確認できます。
  • フィルター掃除の徹底
    フィルターの清掃は、自分で簡単に行えるメンテナンスです。少なくとも月1回はフィルターを掃除し、エアコンの効率を保つことが大切です。
  • 室外機周辺の確認
    周辺に障害物があると、空気の流れが妨げられ、冷暖房能力が低下する原因になります。また、汚れが付着している場合、熱交換の効率が悪くなるため、室外機の定期的な清掃を心掛けましょう。
  • 冷媒ガスのチェックと補充
    冷媒ガスの量を確認し、必要に応じて補充することで、冷暖房能力を維持することができます。
  • 専門業者による点検:長年使用しているエアコンの冷暖房能力が著しく低下した場合は、お買い上げいただいた販売店、または中部空調サービスまでお問い合わせください。エアコンプレッサーの状態や内部部品の劣化をチェックしてもらうことで、安心してエアコンを使用できます。


    「冷えない・暖まらない・風が出てこない」というトラブルは、エアコンにとって過酷な使用環境や定期的なメンテナンス不足が原因で発生しやすい問題です。冷暖房を問わず、エアコンの機能を安定して維持するためには、フィルター掃除やドレンホースの点検、冷媒ガスの確認などの定期的なメンテナンスが重要です。トラブルを未然に防ぎ、エアコンの性能を最適な状態に保ちましょう。

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