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ダイキンエアコン エラーコードU7とは?

このページではダイキン製エアコンのシステムのエラーコードである『U7』について詳しく解説します。エラーコードの種類によってはお客様では対応することができませんので、その場合は、中部空調サービスまで問い合わせください。


ルームエアコン

システムのエラー

「U7エラー」は室外機間の通信不具合により、運転を停止させたエラーです。

室外基板と加湿ユニット*、または室外基板と室外インバータユニット間*の通信が正常に行われていないため、エアコンが運転を停止している状態です。室外基板とインバータユニットが連携して冷暖房の効率を最適化しているので、通信不具合が発生すると、エアコンの制御が不完全となり、運転が停止します。

 *加湿ユニットとは、エアコンに組み込まれたオプションユニットで、室内の湿度を調整し、快適な環境を提供する装置です。

 *室外インバータユニット間とは、圧縮機を効率的に制御する装置で、エアコンの省エネや安定運転を実現します。

予想されるエラーの原因

1.プリント基板の不具合
制御基板が故障し、通信やシステム制御が正常に行えなず、エラーが発生

2.外的要因(ノイズ等)

外部からのノイズや電波干渉が原因で、通信エラーや誤動作が出て、エラーが発生

対処方法

 ①運転停止と再起動
  ・エアコンを停止した状態で電源プラグを抜くか、専用のブレーカーを切ります。
  ・約1分間待機した後、電源を再投入して運転を再開してください。
 ②改善しない場合
  ・上記対応を行っても症状が改善しない場合、不具合の可能性があります。
  ・お買い上げいただいた販売店または中部空調サービスまでお問い合わせください。


ビル用マルチエアコン(ビルマル)

システムのエラー

「U7エラー」は室外機間の通信不具合により、運転を停止させたエラーです。

室外機同士の通信に問題が発生し、エアコンの運転が停止している状態を指します。このエラーは、複数の室外機が連携して動作するシステムで発生します。

予想されるエラーの原因

1.室外機ー室外機間の連絡配線の不備
室外機同士をつなぐ通信線が断線、接触不良、または接続ミスで、エラーが発生

2.室外機外部制御アダプタの取り付けの不備

室外機に取り付けられる外部制御用アダプタが正しく設置されおらず、エラーが発生

3.冷暖一括アドレス設定ミス

冷房・暖房切替の制御に必要なアドレス設定が間違っており、通信に不具合があり、エラーが発生

4.プリント基板の不具合

室外機の制御基板が故障して通信や動作に支障が出て、エラーが発生

5.室外機外部制御アダプタの不具合
外部制御用アダプタが故障しており、通信や制御に問題が起き、エラーが発生

対処方法

 ①運転停止と再起動
  ・エアコンを停止した状態で電源プラグを抜くか、専用のブレーカーを切ります。
  ・約1分間待機した後、電源を再投入して運転を再開してください。
 ②改善しない場合
  ・上記対応を行っても症状が改善しない場合、不具合の可能性があります。
  ・お買い上げいただいた販売店または中部空調サービスまでお問い合わせください。


設備・工場用エアコン

システムのエラー

「U7エラー」は通信の不具合により、運転を停止させたエラーです。

エアコンの室内機と室外機、または制御機器間で必要なデータのやり取りが正常に行われず、安全のためにシステムが運転を停止している状態です

予想されるエラーの原因

1.室内機間または室外機間の連絡配線の不備
機器間をつなぐ配線に断線、接続ミス、または接触不良があり、通信が途切れる状態になり、エラーが発生

2.外部制御アダプタの取り付けの不備

外部制御用アダプタが正しく設置されていない、または設定が間違っており、エラーが発生

3.冷暖一括アドレス設定ミス

冷房・暖房切替の制御に必要なアドレス設定が誤っており、通信や動作が正常に行われず、エラーが発生

4.プリント基板の不具合

制御基板が故障し、通信や機能に問題が生じ、エラーが発生

5.外部制御アダプタの不具合

外部制御用アダプタが故障しており、通信や制御が正常に行えず、エラーが発生

対処方法

 ①運転停止と再起動
  ・エアコンを停止した状態で電源プラグを抜くか、専用のブレーカーを切ります。
  ・約1分間待機した後、電源を再投入して運転を再開してください。
 ②改善しない場合
  ・上記対応を行っても症状が改善しない場合、不具合の可能性があります。
  ・お買い上げいただいた販売店または中部空調サービスまでお問い合わせください。

【注意事項】

ブレーカーや漏電遮断機が作動する場合には、すぐにブレーカーを入れ直さず、機器の絶縁を確認し、問題がないことを必ず確認してください。絶縁の確認をせずにブレーカーを入れると機器が損傷する可能性があります。


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