健康年齢を見える化!社員の気づきが職場の元気につながる――2025年の健康経営の取り組み

中部空調サービスでは、「社員一人ひとりの健康が、会社の活力につながる」という考えのもと、健康経営に積極的に取り組んできました。
2022年から始まった取り組みも、今年で4年目。2025年も「健康経営優良法人」に認定されました。
これまでも、定期健康診断や出張整体の実施、熱中症対策など、心身の健康を支える環境づくりを進めてきました。
そして今年は新たに、「健康年齢の算出」と「個人ごとの健康目標の設定」に取り組んでいます。
■ 健康年齢の算出で、まずは“自分の状態を知る”
今年から新しく導入したのが「健康年齢」の見える化です。
健康年齢とは、健康診断の結果をもとに、実年齢ではなく“身体の年齢”を数値化する仕組みです。
血圧や体重、コレステロール値、肝機能の数値などを総合的に評価し、身体の状態が実年齢に比べてどれくらい若いのか、あるいは年齢が進んでいるのかを知ることができます。
中部空調サービスでは、健康診断結果が届いた社員から順に、専用の健康年齢チェッカーサイトに数値を入力し、健康年齢を算出するよう案内しました。
このように、客観的な数値で自身の健康状態を確認することで、改めて生活習慣を見直すきっかけとなっています。
■ 健康目標の設定は「できることを、具体的に」
健康年齢を算出した後は、その結果を踏まえたうえで、自身の健康課題に応じた“健康目標”を設定してもらっています。
目標設定の際には、以下の3つのルールを明確にしました:
- できない目標は立てない
- 具体的にやれる目標を立てる(5W2H)
- 定量目標にする
たとえば、「毎日運動する」といった曖昧な目標ではなく、
「週に2日、朝7時から、自宅近くの公園で30分ウォーキングをする」など、
いつ(When)・どこで(Where)・誰が(Who)・なぜ(Why)・何を(What)・どのように(How)・どれくらい(How much)が明確になった目標が理想的です。
このように数値と行動を結びつけることで、目標が“絵に描いた餅”にならず、日々の生活にしっかり落とし込まれていきます。
■ 健康意識が高まれば、職場の空気も変わる
中部空調サービスでは、これまでも出張整体の実施や熱中症対策の強化など、多角的に社員の健康づくりを支援してきました。
その中でも、今年の「健康年齢の可視化」と「健康目標の設定」は、社員がより“自分ごと”として健康を意識する良いきっかけになっています。
実際、社員の間でも「普段の習慣を見直そう」「今のうちにできることを始めよう」といった前向きな声が広がりつつあります。
こうした日々の意識の変化は、業務のパフォーマンス向上や職場の雰囲気改善にもつながり、組織全体の活性化へとつながっていきます。
■ 健康経営は“未来への投資”
企業が健康経営を行うことには、福利厚生以上の意味があります。
社員が元気に働ける環境を整えることは、企業の持続的な成長につながり、最終的にはお客様に提供するサービスの質にも直結します。
中部空調サービスでは、今後も“健康を支える会社”として、社員一人ひとりが無理なく続けられる健康習慣づくりを応援していきます。