ポジションは新人。e-Learningで空調の世界へダイブ!
「空気って、どうやって冷えてるの?」知らなかった世界に、e-Learningでひと足踏み出しました。
こんにちは。
今回は13日間の社内研修を終えてからの3日間ダイキン講習を受けたことについてお話ししたいと思います。
自分は空調会社に入社したものの、空調について何も知りませんでした。機器の名前も分からないし、仕組みも難しそうだなという印象が強かったです。社内研修が始まってから空調の世界に少しずつ触れるようになってきましたが、最初は本当に頭の中が「???」の連続でした。
仕組みを説明していただいても理解が追い付かないし、冷媒、ドレン水…どれも聞いたこともない言葉ばかりで、正直、自分に理解できるのかなと不安でいっぱいでした。
そんな自分が空調について詳しく学んだのが、ダイキン工業の空調基礎e-Learningです。
動画を見て受けられる教材で、図解やアニメーションを使って空調の仕組みを分かりやすく説明してくれました。
はじめてのe-Learning
自分が勤めている中部空調サービスは、ダイキン工業株式会社の特工店です。
ダイキン製の空調機を取り扱い、空調設備の販売・設計・施工からメンテナンスまでトータルで対応しています。 そのため、社員にとって空調の基礎知識を身につけることはとても大切。
特に新入社員は、まず空調ってどういう仕組みで動いているのかを理解するところからスタートします。
そこで導入されているのが、ダイキン工業の空調基礎e-Learning。
メーカーが作っているだけあって、初心者にもわかりやすい内容で、空調の世界の入口としてぴったりの教材です。 実際に受講してみると、アニメーションや図解が多くて視覚的にも理解しやすく、「こういう仕組みだったんだ!」と驚くことばかり。
冷媒の役割や、空気を冷やしたり温めたりする仕組みなど、今までなんとなく使っていたエアコンの“中身”が見えたような気がしました。
覚えることはまだまだたくさんありますが、まずは“知ること”の楽しさを感じられた一歩になりました。
学んだ知識を、実務にどう活かす?
経営企画部に所属している自分は、現場で直接エアコンを扱うわけではありませんが、e-Learningを通して空調設備の仕組みを知ることで、社内で交わされる会話や資料の内容が、以前よりずっと理解しやすくなったと感じています。
たとえば、機器を発注する際や、納品書の処理をする際でも、「あ、この機器はルームエアコンだからこういう仕様だったな」「天井カセット形って、あの天井に埋め込むタイプだ」などと、背景知識があることで内容を理解しながら仕事ができるようになりました。また、先輩方のやり取りを見聞きしているときに、「馬力(HP)」「能力(kW)」「ルームとパッケージの違い」などの専門用語が飛び交います。以前は何のことか分からず聞き流していた言葉が、e-Learningで学んだ内容と結びついて、「ああ、そういう意味だったのか」と理解できる場面が増えてきました。
現場やお客様と直接関わらなくても、会社が何をしているのか、どんな製品を扱っているのかを理解しておくことが、自分の仕事にもつながってくると気づけたことは、大きな収穫でした。また、会社全体の流れがより見えるようになり、部署の垣根を越えた連携にもつながるのではないかと思っています。
印象に残ったこと
e-Learningの中で特に印象に残ったのは、「空調機が果たしている役割は、思っていたよりもずっと大きいんだな」という気づきでした。
今まで自分は、空調機というと「部屋を涼しくしたり暖かくしたりするもの」というイメージしか持っていませんでした。でも講習を受ける中で、もちろん空調のことを詳しく知ることができて勉強になりましたが、それだけでなく、もっといろいろなところで人の生活や仕事を支えている存在だということを知りました。
空調機は、ただ“冷やす・暖める”だけの機械ではなく、「快適な空間づくり」や「健康管理」、「作業効率の向上」にまで関わる、とても重要な役割を果たしています。例えば、温度や湿度のバランスが崩れることで体調を崩すこともあるし、工場やオフィスであれば、空調環境が作業の効率や品質にも影響してきます。 「ただの機械」じゃなくて、「人の生活や健康、快適さを支える設備」なんだなと、見方がガラッと変わりました。
自分は経営企画部なので、現場に出るわけではないし、お客様と直接お話する機会も滅多にありません。でも、社内で納品書を扱ったり、情報を整理したりする仕事も、最終的には「快適な空間づくり」に関わっているんだと思うと、なんだかちょっと嬉しくなりました。
まだ入社して間もないですが、こうして知識を増やしていくことで、「自分の仕事が何につながっているのか」が見えてきた気がします。これからも一つひとつ学びながら、「空調って面白いかも!」という気持ちを育てていけたらいいなと思います。
最後に
今回、e-Learningを受講してみて、空調のことを「なんとなく知ってる」から「少しだけ分かるかも」という少しの自信へと変えることができました。知識がゼロの状態だった自分でも、わかりやすく学べる内容で、「もっと知りたい」と思えるきっかけになった気がします。
まだまだ専門的なことは分からないし、日々の業務も手探りな部分が多いですが、「学んだことが、少しでも仕事に活かせたらいいな」と思いながら、毎日を過ごしています。
会社に入って3か月目。できることはまだ限られているけれど、こうした学びの機会を大切にしながら、少しずつ前に進んでいきたいです。
次回は、5月から配属された経営企画部での日々について書いていきたいと思います。ぜひこれからも読んでいただけると嬉しいです!