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症状から状態を調べる②

このページではエアコンの「室内機から水漏れ」について詳しく解説します。原因によっては、お客様では対応することができませんので、その場合は、中部空調サービスまで問い合わせください。


なぜ、室内機から水漏れ?

予想される原因

  1. ドレンホースの詰まり
    エアコン運転時、特に冷房や除湿運転では結露水が発生し、ドレンホースを通じて排出されます。しかし、ホース内にホコリやカビが溜まると詰まりが生じ、水がスムーズに流れなくなり、逆流して室内機から漏れ出してしまいます。
  2. ドレンパンの劣化や故障
    結露水を一時的に受けるドレンパンが劣化すると、水漏れの原因になります。経年使用によってヒビや穴が開き、適切に排水できなくなると、エアコン内部から水が漏れ出すことがあります。
  3. 結露の増加
    室内外の温度差が大きい場合、エアコン内部で結露が多く発生します。季節を問わず、冷暖房や除湿の稼働状況によっては結露が大量に発生し、ドレンホースで処理しきれないケースもあります。
  4. 設置の問題
    設置時の不備が原因で水漏れが起こる場合もあります。例えば、ドレンホースが適切な角度で設置されていないと、排水がスムーズに流れず、逆流して室内機から水が漏れることがあります。

対処方法

  • 定期的なドレンホース清掃
    ドレンホースの詰まりを防ぐため、年に1~2回程度、ホースの清掃や詰まりを確認することをお勧めします。自宅で掃除が難しい場合は、専門業者に依頼して清掃してもらうと安心です。
  • 設置時の確認
    新しくエアコンを設置する際は、ドレンホースの角度や排水の流れに注意し、正常に排水ができるように設置することが大切です。設置後も水漏れがないかを確認し、問題があれば早めに対処しましょう。
  • 使用中の定期的な確認
    冷房時だけでなく、暖房や除湿運転時にも結露水が発生することがあります。定期的に室内機やドレンホース周辺を確認し、水漏れや異常がないかチェックすることで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。特に、長時間使用する場合、結露水が多く発生しやすくなります。時々、室内機やドレンホース周辺を確認し、水漏れの兆候があれば早めに対応します。

水漏れ問題は、エアコンの運転中に発生しやすいトラブルの一つで、使用状況やメンテナンスの不足が原因となることがあります。水漏れはエアコンの性能や寿命に影響を及ぼす可能性があるため、定期的な清掃と点検が重要です。季節を問わず、エアコンの運転中に水漏れに気づいた場合は、早めにお買い上げいただいた販売店、または中部空調サービスにご相談ください。


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