業務用エアコンを使用中に、リモコンにエラーコードが表示された経験はありませんか?エラーコードはエアコンの不調を知らせる重要なサインで、原因を迅速に特定し、問題解決に役立てることができます。本記事では、ダイキン製業務用エアコンに対応するリモコン(BRC1C/BRC1E/BRC1Gシリーズ)を使って、エラーコードを確認する方法を分かりやすく解説します。
エラーコードとは?
エラーコードとは、エアコンに不具合が発生した際に、リモコンや本体が異常箇所を特定して数字や記号で表示するものです。エアコンが「ここに問題がありますよ」と知らせてくれる便利な機能です。エラーコードを確認し記録することで、迅速な修理や対応が可能になります。
エラーコードの確認方法
今回はダイキン工業製の業務用エアコンでよく見かける3つのリモコンシリーズ(BRC1C/BRC1E/BRC1G)のエラーコード確認方法です。下記3枚の画像からお使いのリモコンの見た目に近い物を選択してください。
BRC1Cシリーズ
【エラー発生時】
1. 運転中にエラーが発生しエアコンが異常停止すると、リモコンの赤いランプが点滅し、画面にエラーコードが表示されます。
2. 表示されたエラーコードを記録してください。
【停止後の履歴確認方法】
・リモコンの「点検/試運転」ボタンを押すことで点検モードに切り替わり、過去のエラーコードの履歴を確認することが可能です。
BRC1Eシリーズ
【エラー発生時】
1.運転中に異常が発生すると、リモコンの緑色ランプが点滅し、画面下部に「異常:メニューボタンを押してください」と表示されます。
2. 「メニュー/確定」ボタンを押すとエラーコードが表示されます。表示されたコードを記録し、内容を確認してください。
【履歴の確認・消去方法】
・エラーコードの確認:「メニュー/確定」ボタンを押して「メインメニューモード」で確認することができます。
・履歴を消去する:エラーコード表示中に「運転/停止」ボタンを4秒以上長押ししてください。
BRC1Gシリーズ
【異常停止の場合】
①リモコンの運転ランプ(緑色)が点滅し、画面下部に「エラー:<を押す」と点滅表示されます。
②「<」ボタンを押してエラーコードを確認します。
【警報の場合】
①運転ランプ(緑色)が点灯したまま(通常時と同じ)で、画面下部に「エラー:<を押す」と点滅表示されます。
②「<」ボタンを押してエラーコードを確認します。
エラーコードの内容を確認する
リモコンで確認したエラーコードは、具体的な異常箇所を特定するための手がかりとなります。当ブログでは、エラーコードごとの詳細解説記事を公開しています。以下のリンクから該当するコードを選び、原因や対処方法をご確認ください。
【注意事項】
ブレーカーや漏電遮断機が作動する場合には、すぐにブレーカーを入れ直さず、機器の絶縁を確認し、問題がないことを必ず確認してください。絶縁の確認をせずにブレーカーを入れると機器が損傷する可能性があります。
まとめ
ダイキン工業の業務用エアコンのエラーコードは、問題箇所を迅速に特定し、効率的な修理や対応を可能にするための重要な機能です。リモコンを使った確認方法を覚えておけば、不調が起きた際にも落ち着いて対応できます。
エラーコードについてのご質問や不明点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。快適なエアコン運用のために、この記事をお役立てください!